周富徳さんと HOME 中国語版

伝える事への責任

僕のスペシャリテのエクレール(エクレア)
今、日本でも少しずつお菓子屋さんが作るようになったけど
数年前までは、本当に少なかった。

フランスではシュークリームよりもポプュラーであり、どこの店でも
並んでいる。
エクレアは店のレベルがわかると言われるぐらい技術が必要とされる。

僕が初めてパリで食べたのは「モディユ」という当時、有名なパティスリー
だった。(残念ながら現在は閉店してしまった)そのエクレールを食べた時に
必ず、自分の店に並べたいと強く思ったのです。

%E3%81%A8%E3%82%82%E3%81%88%E3%81%A8%E3%82%A8%E3%82%AF%E3%83%AC%E3%82%A2.JPG
今ではお洒落なエクレアがパリには並んだりバリエーションも沢山
ありますが、僕は、ベーシックなテイストが一番好きなのです。

当初、シバタで出し始めた時、約3年間は誰にも触らせずに
僕が全てを製造したのです。それほど、思い入れがあったのです。
人によく言われるのは、「もう少し、人に任せたら?」と。

職人魂が強く、なかなか他のスタッフに触らせたくは無かったのです。

今では私のその姿を見ていた者だけに許し、製造をさせていますが
定期的なチェックはどの商品よりも怠りません。

伝える事の難しさ、責任を負わせる恐怖と共に今日も数多くのシバタブランドを
背負った商品がショーケースに並んでます。
毎日、恐怖感がある事で厳しくなるのも仕方ないのかと葛藤している僕なのです。