白衣の袖を通す事で職人としての責任がある
最近、夢だけを見て飛び込んでくる若い者が多発している。
残念で仕方ない・・・
憧れや、夢は簡単に想う事、見る事ができる。
しかし、俺達がやっている事、その先に必ずお客さんがいる。
労働時間が長いのはこの職業では当たり前。
しかし、ここ数年、面接時にしっかりと話をして職人という事を伝えて
お客様がいるから俺達の仕事がある事も伝え研修までさせる。
いざ、現場に入り想像した以上に辛く大変な事を親に言い、
勝手に夢を見て飛び込んでおいても、辛いときは自分の事ばかりしか考えれない
奴が急増しているとここ数年思う。
誰の為に商品を創っているのか理解していないのだ。
挙句の果てには、親まで出てきて
「この環境では仕事をさせられない」などと言ってくる。
自分自身が、働きたく、修行したくて、しんどいのも承知で来ているのに
「疲れた子供を見るのは辛い」などと親は言う。
修行という事は、そんなに楽で楽しいものだと言うのでしょうか???
憧れだけで、この業界に入ってくるのは止めなさい。
有名なパティシエ、料理人でも昔は、こんな環境ではなかった。
みんな苦労してきているのです。上っ面だけで就職し、
駄目なら次と・・・
継承してきた先輩がたも今は有名でも血の滲む努力をして来ただろう。
その泥臭いものには手を触れず、都合の良い時だけ、
「私はパティシエをやっています」と言う。
結局、先駆者達を馬鹿にした行動で何んで「パティシエ」と言えるのか???
我々の先輩方がいたから、苦労をしたから今、「パティシエ」と言う言葉が
あり市民権を得ている。
もちろん、マスコミが作り上げた「パティシエ」だけど
それに期待して来店してくるお客様がいるからには
手を抜けない。
自分中心で、自分の尺度で修行なんか出来ません。
自分で決めた行動、夢には責任を持ってもらいたいものです。
親御さんにも言いたいのは
「学校を卒業し社会人になったのなら個人が選んだ
職場ならば職場のルールに従うよう指導して欲しい」
弱い、日本に更に加速しているのが解る今日この頃です。





